【2019年版】クロモリロードバイクの魅力とおすすめのクロモリロードバイク10選!!!
カーボンロードバイク全盛期である今の時代であり、多くのメーカーが競争しておりたくさんの選択肢があるアルミロードバイク…そんな中でクロモリロードバイクのメリットについて解説していきたいと思います。
1.クロモリロードバイクって?
まず、クロモリロードバイクのクロモリとはフレームの素材のことです。ロードバイクのフレームの素材は大きく3つに分けられます。
カーボン、アルミ、クロモリ、(チタン)です。
それぞれ何が違うか重量と価格の点から解説していきます。
カーボン 高価で軽く、フレーム素材の中では
最高峰とされています。
(20万前後〜数百万円)
アルミ カーボンに比べるとリーズナブルで
そこそこ軽量です。日本のスポーツ
で最も流通しているのはこの素材で
す。
(6万〜20万円前後)
クロモリ 重量は重く価格はピンキリです。
クロモリとは鉄に含まれるクロムモ
リブデン鋼の略称です。
(6万〜50万前後)
つまり、クロモリロードバイクとはクロムモリブデン鋼という素材でできたフレームを使ったロードバイクのことです。
2.メリットは?
クロモリロードバイクの良いところについて解説していこうと思います。私の考えるクロモリロードバイクのメリットは3つあります。
1つ目は頑丈さです。
カーボンはほかの素材に比べると割れやすく気軽に乗るのには少し怖いと感じます。
しかし、クロモリは頑丈で少し雑に扱っても壊れたり割れたりということはありません。そして、クロモリフレームが壊れるということで可能性があるのはフレームのチューブの溶接部分が元から折れるということです。ですが、これは溶接し直すことで簡単に治ります。
2つ目は寿命です。
パーツ類を交換してきちんとした手入れを定期的にしていると半世紀は乗れると言われています。カーボンやアルミは乗り方にもよりますが数千キロ乗れば金属疲労が現れ本来のポテンシャルが発揮できなくなります。
3つ目は、使い方の幅です。
【街乗り】
クロモリロードバイクは細身でクラシカルな印象なので街乗りに使っても違和感がありません。他のレーシーなカーボンやアルミのロードバイクに私服は似合いませんし、高価なカーボンなんかを街乗りに使うには抵抗がありますよね。その点クロモリロードバイクはむしろおしゃれです!
【ロングライド】
もちろん、ロングライドをすることも可能です。クロモリ特有のしなりと振動吸収性がありアルミなどと比べると疲れにくいと言われています。
【ツーリング、バイクパッキングでキャンプ】
クロモリフレームは頑丈ですのでタイヤを少し太くすることでかなりの重量の荷物も楽々積むことができます。
【レース】
クロモリは遅いと言われがちですが、草レースやクリテリウムなどの平坦コースなら他のバイクにも引きをとることなく戦えます。これは科学的にも証明されているそうです。私はクロモリロードでヒルクライムにも参加したことがありますがオススメしません(´・_・`)
ですが、実際乗り手次第なのでヒルクライムに挑戦するのもいいと思います^_^
10キロ台の鉄ロードで富士ヒルに挑戦しシルバーを取っている方もいましたし!
3.デメリットは?
もちろん、デメリットはあります!私の思うデメリットは2つです。
1つ目は、重量です
カーボンやアルミのロードバイクは6.7キロ台のものが多いです。しかし、クロモリロードバイクは10キロ前後で軽くても8キロ程度です。これは坂を登る際に影響してきます。
2つ目は、鯖です。
クロモリは鉄です。ですのでもちろん錆びます。カーボンやチタンのロードバイクは錆びませんし、アルミは錆びにくいです。ですが、クロモリは錆びます。雨の日に乗ったあとにきちんとした手入れをしてあげれば問題ありませんが一度錆びたら厄介です。
4.おすすめのクロモリロードバイクは?
2019年モデルで私の思うおすすめのクロモリロードバイクを価格順に紹介していきます!今回は初めての方にも手の届きやすい15万円までのものを紹介します。
1.あさひサイクル REUNION COLEL
約5万円
予算はあまり準備ができないけど、ちゃんとしたロードバイクが欲しい!という方にオススメです!街乗りで使うにも似合いますね^_^
カラーは他にもグロスライムとベージュがあります。
シマノ、ターニー7×2
重量は約12キロ
2.ARAYA Diagonale
約9万円
アラヤのディアゴナール!クロモリロードバイクの定番モデルです。一台あればブルベやツーリングまで力強い活躍をしてくれます!
アラヤのクロモリは全てオススメします!
シンプルなデザインのものを探しているならアラヤがいいと思います!
重量は約10キロ
3.BASSO GAP 1977
クラシカルなデザインがお洒落ですね!上記の写真のような派手めなカラーもあればブラックやホワイトの落ち着いたカラーもあります!お洒落な見た目にこだわって選んでいる方におすすめです!
約10万円
重量は約10キロ
4.Raleigh CARLTON-T
約10万円
定番中の定番モデルです!これを買っておけば間違いないです!他のモデルもありますのでCRTシリーズ総じてオススメとさせていただきます。
重量は約10キロ
5.FUJI BALLAD Ω
約10万円
漆黒のクロモリロードバイクとして有名ですね!フジのバラッドはそのシンプルさ故にカスタムベースとしても人気です!街で見かけたら目を惹くこと間違いなし!
シマノ、ソラ2×9
重量は約10キロ
6.Calamita due+
約13万
このバイクのメーカーが発表しているコンセプトは「軽快な、乗りやすさ」とのことです!
重量は約9キロという他のクロモリロードと比べると軽量です!そしてレーシーな使い方にも似合うバイクです!このバイクは私的にも特にオススメです!また、カラミータに乗ってる人は少ないので人と被りたくない!という人にもおすすめです!
シマノ、ソラ2×9
重量は約9キロ
7.GIOS
AIRONE、FURBO、FENICE、FELLEO 105
8万〜17万(26万)
ジオスのクロモリロードバイクはフレームは全て共通でコンポによってグレード分けがされています。派手なブルーなデザイン!青好きにはたまりませんね!
(かっこ書きで26万円と書いているのはホーイルでマビックキシリウムプロEXALITHを選択すると価格が上がるからです。)
(グレードによって違うのでコンポ、重量表示はしていません。)
8.BASSO VIPER 105、SORA
SORA 約9万 105 約16万 (約27万)
またまたバッソです!バッソのヴァイパーは105仕様(写真上)とSORA仕様(写真下)の2展開です。SORAの方はカラバリも豊富です!そして乗り味も素晴らしいです!また、105仕様の方は先ほどのジオスのFELLEO105と同様にマビックキシリウムプロEXALITHを選択することができます!価格は27万円です。
シマノ、ソラ 9×2
105 11×2
重量は約10キロ
9.miyata ITAL SPORT
約13万円
ミヤタのクロモリロードはモデル数も多いので街で見かけることも多々ありますね。このバイク実はティアグラ仕様なんです!!!13万円でティアグラはもはや破格です!それにミヤタのクロモリフレームは世界的にも認められています!
シマノ、ティアグラ10×2
重量は約10キロ
10.ANCHOR RNC3 EX SORA
約15万
アンカーのクロモリフレームは不動の名作ですね!これもまた定番モデルです!落ち着いたデザインでかつレーシーな雰囲気も持っているのがとてもカッコいいですね^_^
シマノ、ソラ9×2
ちなみにもう一つ上のグレードで105コンポを使ったのANCHOR RNC7 EQUIPEというのがあります(ジオスと違いフレームは同じではありません)価格は26万円です!
と、こんな感じです!どうでしたか?気になったモデルはありましたか?この他にも20万円あたりだと、CASATIやDE ROSA、COLNAGOなどの有名どころも良いと思います!
5.まとめ
色々書きましたが結局、ロードバイクは趣味の世界ですデザインで決めるのも一つの選択肢だと思いますし、ここでは書いてないアルミやカーボンに乗るのもありだと思います!
まとめるとクロモリは街乗りにも使いたい!でもロングライドやブルベなどにも挑戦してみたい!という色々な使い方を予定している方や買って乗らなくなったらどうしよう?と思っているまだ仕様用途が定まっていない方などにおすすめです!最悪、街乗りだけになったときレーシーなロードバイクでは少し抵抗がありますからね!
そして、一台持っとけば間違いないのもクロモリです。なにより、クロモリの乗り味にハマると楽しいですよ^_^
お読みいただきありがとうございました。この記事はどうでしたか?少しでも役に立てたら幸いです。今回はクロモリロードバイクについてでしたが今後も自転車関連の記事をいくつか書いていこうと思います。では、みなさん良いサイクルライフを!!!
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